困った!お風呂だけお湯が出てこない! 3つの確認ポイントとその対処方法をご紹介いたします

お風呂でお湯が急に出なくなると困惑しますよね。そんな時、冷静に対応するためにも、「お風呂のお湯が出ない!」という状況に陥った際に確認すべき3つのポイントとその対応策をご紹介します。

事前にこれらの情報を頭に入れておけば、もしもの時にもパニックにならずに済むでしょう。

目次
1.お風呂のお湯が! チェックポイント
2.お湯が出ない場合の原因と対処法
3.原因不明は専門業者に
4.まとめ

 

1.お風呂のお湯が!チェックポイント

お湯が出なくなった際にチェックすべきポイントは以下の通りです。

<他の箇所ではお湯は使用可能か>
お風呂場以外、たとえばキッチンや洗面所でお湯が利用できるかどうかを検証します。これにより、問題が給湯器自体やガス供給に関連しているのか、あるいはお風呂特有の問題なのかを見極めることができます。

<冷水の供給状況>
お湯が停止している時に、同時に水の供給も止まっているかどうかを確認します。お湯と水両方が出ない場合は、給湯器の不具合やガス供給ではなく、配管や蛇口のトラブル、または地域における断水の可能性が考えられます。

<エラーコードの表示確認>
給湯器やお風呂の制御パネルにエラーコードが表示されている場合があります。このエラーコードをもとに、取扱説明書を参照することで、トラブルの原因を特定し、対処方法を把握することができます。エラーコードが示す内容によっては、適切なサービス業者への連絡が必要となります。

これらの初歩的なチェックポイントを押さえておくことで、お風呂のお湯が出ない事態に遭遇しても、より迅速かつ効果的に対処することが可能になります。

 

2.お湯が出ない場合の原因と対処法

この他にも、お湯が出ない原因として考えられる要因には次のようなものがあります。

<給湯器の設定問題>

給湯器自体の設定が不適切である場合、お湯の供給が停止してしまうことがあります。例えば、温度設定が意図せず低く設定されている、または給湯器がエコモードなどの省エネ設定になっている場合です。給湯器の設定を確認し、必要に応じて適切な温度やモードに調整してみてください。

<ガス供給の問題>

ガス給湯器を使用している場合、ガスの供給が止まっている、または供給圧が不足していることもお湯が出ない一因となります。ガスメーターを確認し、ガス供給が正常であることを確かめてください。問題がある場合は、ガス会社に連絡する必要があります。

※それぞれのガス会社への緊急連絡先
東京ガス  京葉ガス  大多喜ガス

<給湯器の故障>

給湯器自体が故障している場合も、お湯が出ない原因となります。給湯器から異音がする、エラーコードが表示されているなどの兆候があれば、給湯器が正常に機能していない可能性があります。この場合、専門の修理業者に点検を依頼することが必要です。

<配管の凍結や詰まり>

寒冷地では、冬季に配管が凍結し、お湯が出なくなることがあります。また、配管内に異物が詰まって水の流れが阻害されている場合も、お湯の供給に影響します。配管の状態を確認し、凍結が疑われる場合は暖房措置を、詰まりが疑われる場合は専門業者による清掃が必要になることがあります。

これらの要因を一つ一つ確認し、それでも原因が特定できない場合は、給湯設備の専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、給湯器の状態を詳細に診断し、適切な修理やアドバイスを提供してくれます。

 

3.原因不明は専門業者に

自分で色々と調査したものの、お湯が出ない原因が解明できない場合は、以下のように専門の業者に相談することが良いでしょう。

<水道関連のトラブルには水道業者へ>
他の蛇口からはお湯が出ている場合、サーモカートリッジの不具合やフィルターの詰まりが原因の可能性があります。このような状況では、水道業者に連絡を取りましょう。長年使用しており、水流の勢いが弱まっているなどのサインがある場合は、蛇口の交換を検討するのも一つの選択肢です。

<ガスの供給に問題がある場合はガス会社へ>
エラーコードがガス関連のトラブルを指している、またはガスメーターに異常が見られる場合は、速やかにガス会社に連絡してください。ガスの臭いがする、焦げ臭い匂いがするなどの状況では、安全を最優先に考え、すぐにガスの元栓を閉め、ガス会社に対処を依頼しましょう。

<給湯器自体やリモコンの不具合には給湯器メーカーや専門業者へ>
エラーコードが給湯器の不具合を示している、その他の原因で解決しない場合は、給湯器自体が故障している可能性が考えられます。このような場合は、給湯器の製造メーカー、または給湯器交換を専門に行う業者に連絡をしてみましょう。

これらの専門業者に相談することで、お湯が出ない問題の原因を特定し、適切な解決策を見つけることができます。

もし自分で調査してみてもお湯が出ない原因が特定できない場合は、専門業者に相談することが推奨されます。

 

4.まとめ

冬の季節にお風呂のお湯が突然出なくなる事態は、多くの人にとって不安と焦りをもたらします。そんな時、どのように対処すれば良いのか、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。この記事を参照して、問題の原因を落ち着いて特定してみましょう。

自分でいくつかの解決策を試しても状況が改善しない場合は、具体的にどのような症状が出ているのかをもとに、適切な業者に相談してみることが大切です。幸いなことに、一部の修理業者では給湯器の修理が完了するまでの間、代わりとなる給湯器をレンタルで提供してくれるサービスがあります。このオプションを利用すれば、外出することなく自宅で快適にお風呂を楽しむことができます。そのため、業者に連絡する際には、レンタル給湯器の利用可能性についても確認してみることをお勧めします。
レンタルについての記事はこちらの記事でご紹介しています

お湯が再び利用できるようになり、快適な日常を取り戻すためにも、ここで紹介したアドバイスを活用して、問題解決に取り組んでみてください。

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